ビジネスマッチング事例紹介 #4(株式会社日本アドバンス・株式会社ドルフィンズ)
関東沖縄経営者協会 会員様同士のビジネスマッチング事例紹介第4弾です。
関東沖縄経営者協会の重田辰弥顧問(株式会社日本アドバンス代表取締役社長)による、学生時代の記録を一冊に集約した『重田辰弥日記』が刊行されました。
小学校から大学までの貴重な日記を通して、重田顧問の歩みが鮮やかに描かれています。
本書の編集は、当協会理事で株式会社ドルフィンズ代表取締役の根間柾至氏が手掛けました。
このたび、本書誕生の背景や両氏の思いについて、お二人それぞれに伺いました。
重田顧問
1.『重田辰弥日記』制作の経緯を教えてください。
元々のきっかけは、2008年にWUB(Worldwide Uchinanchu Business NetWork OKINAWA)で参加したブラジル移住100周年の式典で、琉球大学の野入直美准教授(当時)と会い、その後『沖縄-奄美の境界変動と人の移動―実業家・重田辰弥の生活史』* として野入先生が執筆されたことです。
そして2024年に自宅の整理をしていたところ、小学校・中学校時代の日記帳が出てきました。
1945年の終戦から1年後に満州から奄美大島に引き揚げ、入学した奄美大島の古仁屋小学時代はパソコン、ワープロもとよりノート用紙もなく、私は古紙を綴り自分で日記帳を作った記憶があります。
そうした貴重な?記憶を破棄する訳にも行かず、途方に暮れていた時、株式会社ドルフィンズの根間社長に、編集・出版を依頼することになりました。

* 奄美にルーツを持ち、満洲で生まれ、沖縄で育ち、東京で起業し、境界を越えたビジネス・ネットワークを築いた重田辰弥(1940~)。そのライフヒストリーは、戦前と戦後、米軍統治時代と復帰後、そして現代のグローバル時代まで、個人史であると同時に、ひとつの沖縄現代史ともなっている。(みずき書林公式サイトより一部抜粋)
2.『重田辰弥日記』の内容を教えてください。
小学校から大学時代までの日記をまとめたものです。
読んでいると改めて戦後、満州、奄美、沖縄の南西諸島の放浪史を読む思いもしました。
3.株式会社ドルフィンズさんに本の制作を依頼した感想を教えてください。
拙い小中学時代の手書き、誤字脱字の多い私の拙い原稿を入力修正編集頂いた担当スッタフさんの皆さん!重ね重ね本当に御苦労様、有難う御座いました。
根間さんとドルフィンズのスタッフさんが居たからこそ出来上がった本であり、「根間さんの本」と言っても良いくらいです。
根間理事
1.本の制作にあたり、重田顧問からはどんなリクエストがありましたか?
これまで、重田顧問からのリクエストで3冊作成しました。
①『沖縄―奄美の境界変動と人の移動』を読んだ方から届いた読書感想をまとめたもの
②これまでに掲載された新聞記事(投稿、記事、インタビュー等)をまとめたもの
③小学校時代から大学までつけていた日記をまとめたもの
その時々のテーマの原稿をお借りし、こちらから編集・デザイン等を提案いたしました。
2.1冊の本に仕上げるにあたり大切にしたテーマはどんなことですか?
また、編集の過程で注意した点や工夫した点についても教えてください。
弊社はデザイン事務所なので、表紙を見ただけで内容が分かるようにしたいと思いました。
また、手紙、新聞記事、日記はそれをそのまま記載するだけでは、ほぼ読めないので、活字に変換しました。
3.『重田辰弥日記』からどんな学びがありましたか?
重田さんの自己肯定感の高さです。
長年会社を率いてきて、第一線で活躍されてきた方の内面が垣間見られたような気がします。
4.株式会社ドルフィンズのアピールポイント、お知らせやニュース等を教えてください。
弊社は優秀なスタッフが揃っていて、デザイン、イラスト、撮影、編集、印刷、WEB制作、セミナー配信(収録、ライブ、ハイブリット)グッズの制作等行っております。
どの部分でも承れますのでぜひご用命いただければと思います。
重田顧問、根間理事、お忙しいところご協力いただき、誠に有難うございました!